2013年8月28日水曜日

カブトムシの成長記録!

桐杏学園本部スタッフからのリレーコラムです。



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今回は、我が家で飼っているカブトムシをご紹介したいと思います。

※写真をアップしますので、虫が苦手な方は、お気をつけください。




カブトムシの成長は、小学校入試でも、よく出題されますね。
とはいえ、自分で飼い、育てるのは、なかなか勇気のいることです。

かくいう私も、かつては、カブトムシとゴキブリの区別もつかないほど、虫は大の苦手。
まさか、自分の家で、虫を飼うことになるとは、夢にも思いませんでした。

男児を産むまでは…。


ですが、飼ってみると、愛着がわいて、いつしか生命の神秘に魅せられてしまうようになりました。

ぜひ、コラムを愛読してくださる皆様と、カブトムシの成長の喜びをわかち合いたいと思い、この場をお借りして、紹介させていただきたいと思います。



8月上旬から中旬にかけて、カブトムシのメスは、しばらく地中深くにもぐって、たくさんの卵を産みます。
何日かして、卵を産み終えると、地上に上がってきて、間もなく死んでしまいます。

なぜか、必ず地上に上がってきてから死にます。

勝手な推測ですが、地中で死ぬと、外敵に気づかれ、卵が狙われてしまうからでしょうか?



メスが卵を産むために作った部屋を丁寧に掘ると、3~4ミリほどの卵が出てきます。

卵を見つけてから、10日ほどで、卵がかえって、幼虫になりました。
幼虫は、小さな体で、一生懸命寝返りをうって、土の中に潜っていきます。





プリンのスプーンと比較して

右側が、卵、左側が、卵からかえったばかりの幼虫です。


カブトムシの幼虫は、腐葉土を食べて育ちますので、基本的に手間いらずです。

養分の高い土の中に入れておけば、すくすくと大きくなっていきます。





上から

生まれたばかり

生後1週間位

生後2週間位  です。









最初は、けなげでかわいいのですが、あっという間に大きくなってしまうので、かなりびっくりします。






メスが命がけで産んだ卵。

大事に育てたいと思います。



2013年8月22日木曜日

~小学校受験 面接練習で気をつけたいこと~


今回は、桐杏学園本部からのリレーコラムです。

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お盆が明けると小学校・幼稚園の受験では、いよいよ本番ムード。ペーパー練習や制作系の練習に加え面接練習にも力が入ります。

桐杏学園のホームページでも面接の特集をしていますが、試験当日のことを考えると不安が募るばかりという方も多いようです。

どのご家庭でも各校の教育方針や校風に合わせた志望理由をご熱心にまとめられています。親子面接こそが、お父様とお母様にとっての張り切りどころです。しかし、忘れてはいけないのが、主役はあくまでもお子さんだということです。


「好きな昔話は何ですか?」
「ももたろう」
「桃太郎のどんなところが好きですか?」
「・・・(無言)・・・」

ここで詰まっても親はじっと我慢、と判っていても辛いものです。
「はい、いぬや さるや きじと きょうりょくして おにを やっつけるところです。」などと初めからスラスラと返答できるお子さんはいません。しかし、面接では単語だけで終わる答えは許されません。練習では単語からどんどん派生させた応答を繰り返します。


「好きな食べ物はなんですか?」
「ぶどうです。たねのない ぶどうが すきです。」
「嫌いな食べ物はなんですか?」
「・・・(無言)・・・」

同様に、お母様に褒められたことにはスラスラ答えられても、叱られたことには沈黙してしまうお子さんも多いようです。お母様の顔色を窺うお子さんもいます。
面接ではとびきりのよい子でなければいけないと感じてプレッシャーがかかっているのです。「○○さんは本当によい子です。だからピーマンが嫌いなら堂々と嫌いと答えていいのよ」と教えてあげると、明るい笑顔で自信を持った答えが返ってくるようになります。


子供だけ、親子別に面接という形式の学校もある中で、敢えて親子面接をする意味を考えておくことも面接成功の秘訣です。日頃の親子関係を知りたいというのが主な理由です。
付け焼き刃の対策は通用しませんと受験を終えたお母様方はおっしゃいます。長男の時は準備も念入りに答え方を直前まで暗記していたのに当日緊張して…。そんな苦い経験から次男の時は、お行儀も受け答えも自然な流れで出来るように早めに準備を始めという方もいらっしゃいました。当日は自然体で臨め、結果も無事合格。念入りな準備は実を結ぶことを実感したそうです。

お子さんが『自然体』で面接を迎えられますよう念入りな準備、頑張りましょう。尚、桐杏学園のホームページでは『面接の受け方と注意』で面接のポイントを特集していきます。ご一覧ください。



『面接の受け方と注意』について詳しくお知りになりたい方はこちらもご覧ください。











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桐杏学園HPからも購入できます































2013年8月1日木曜日

~合格に向かって~ この夏にしておきたいこと

今回は、朝霞台校からのリレーコラムです。

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暑い日が続いています。教室への送迎にいらっしゃるお父様、お母様のお姿に合格への思いに応えていく責任をより強く感じる日々です。

テストの結果から焦りが生じやすいのも、 例年この時期です。  ご自身のテストなら・・・。

でも、小学校・幼稚園の試験会場で実力を発揮していくのは、お子さまです。
そのお子さまの気持ちに寄り添って準備していくことは、合格への道のりとしてもお子様の成長にとっても、とても大事なことと思います。

保護者の皆様から多く寄せられるご質問にお答えしておきます。


お話をどうしたらよく聞くことができるようになるのかしら・・・

お話の記憶の課題、そして口頭試問・・・。
うちの子はお話しをきちんと理解できているのだろうか?
心配になりますね。

ここでお子さまの気持ちになって考えるために、お父様、お母様が問題にチャレンジしてみるのもよいでしょう。ご自身で取り組んでみられると、お子さまの頑張りを実感できるものです。お話の中のどんな部分に戸惑うのか、メモをとらずに記憶することの難しさがわかってくることがあります。
「おかあさんも迷ったわ。よく聞いていたわね。」と1つでも出来ていたところを褒めてあげると、もっと聞いてみようと意欲が高まります。


面接では自分の考えをしっかり言えるのかしら・・・

お家ではいろいろ話してくれているのに、初めての人の前では口を閉ざしてしまう。ご家族の方々との会話のように安心して話ができるといいのですが。
人前で話し慣れているお子さまはめったにいません。大人でも緊張してしまうものです。
せめて第一声の元気な挨拶が出来るようになれば、続く言葉も出やすくなるものです。幼児教室の入口での大きな声で挨拶をするのも練習につながっています。
ご家庭でもしっかりと挨拶をさせることが訓練になります。

多くの小学校では、優しく問いかけて、子供たちの可能性を引き出すような面接が行われています。強いプレッシャーの中での面接というのはあまりないようです。
とはいっても、「なぜですか」「どうしてですか」と続けて質問をされると詰まってしまうことが多いものです。これも子供の気持ちに添って考えてみましょう。
例えば、オムライスが好きな理由を問われても即答できるでしょうか。大人でも普段から考えていないと答えられないものですね。
日常の生活の中でも「なぜかしら」「どうしてなの」とお子さまに問いかけて、考える習慣をつけておくとよいでしょう。「おかあさまがこころをこめてつくってくれるからです」といった優等生の答えでなくてもいいのです。「ケチャップがいっぱいかかっているからです」でもいいのです。お子さまの考えを型にはめようとすればするほど子供たちは口を閉ざしてしまうものです。


第一志望校に合格されたお母様より「面接で(お子様が)ひとり前にいて小学校の先生方と一所懸命話している姿を見て、こんなにも成長したんだと胸がいっぱいになりました。」と伺ったことがあります。

    
これから、夏期講習、面接テスト、直前講習とお子様が授業を受講していくことがたくさんの経験となって豊かに成長される時間が続きます。教室にお通いくださることが、みなさまの喜びになられますよう、ご一緒していきたいと思います。